パスワードがもれると、何が困る?

パスワードは、メールや買い物などのサービスを使うための本人の合言葉です。IDという利用者名と一緒に知られると、他人が本人のふりをして入る危険があります。

さらに、同じ合言葉をほかでも使っていると、別のサービスも狙われるおそれがあります。「一つだけ変えたから、全部安心」と考えず、使い回した所を確かめましょう。

参考:警察庁:不正アクセス対策 ↗

最初に、正式な入口から変更する

いつものアプリ、以前から登録したお気に入りなどからサービスを開きます。「流出したので、ここで変更」というメールのボタンを、そのまま使わないでください。

変更の案内は、サービスによって違います。設定画面の「パスワード」などを探し、わからない場合は公式の説明や相談窓口を利用します。

新しいものは、以前のパスワードやほかのサービスと同じものを避けます。名前や誕生日のような、他人が知りやすい情報だけで決めないようにしましょう。

参考:警察庁:フィッシング対策 ↗ / IPA:SNSに公開した情報とパスワードの注意 ↗

使い回した所を確認する順番

この順番は、確認を進めるための目安です。実際に不正利用が進んでいるサービスがあれば、そちらを優先します。

  1. 通知の対象・不正利用の疑いがあるサービス。まず、直接関係するもの。
  2. 同じパスワードのメール。ほかのサービスの連絡や復旧にも使うため。
  3. 銀行・買い物など、お金に関わるサービス。利用履歴も確認。
  4. そのほかの同じパスワードのサービス。思い出したものから順に。

一覧には、サービス名と対応した日だけを書きます。パスワードそのものを家族の共有メモやSNSへ書かないでください。

参考:警察庁:不正アクセス対策 ↗

入れない・勝手に変更されている場合

パスワードを変えようとしてもサービスに入れないときは、公式の復旧手続きを使います。登録先が勝手に変更された疑いは、提供会社の窓口へ伝えてください。

「この日時から入れなくなった」「変更した覚えがない」という情報を整理します。本人確認の方法は会社の案内に従いますが、その窓口が正式なものかを先に確認しましょう。

カードの不正利用や不正な送金も見つかった場合は、カード会社や銀行にもすぐ連絡します。

参考:警察庁:不正アクセス対策 ↗

変更した後にも、確認すること

見覚えのない利用や登録情報の変更がないか確認します。サービスが用意している場合は、知らないログインの終了や、パスワード以外の本人確認を追加する方法も検討してください。

追加の本人確認とは、合言葉だけでなく、スマホに届く番号や指紋などを使う仕組みです。その番号も、電話やメッセージで他人に教えないでください。

パスワードの変更は、今後の不正利用を防ぐための対応です。すでに外へ出た情報が、変更だけで回収されるわけではありません。

参考:警察庁:フィッシング対策 ↗

よくある質問

変更できれば、前の不正利用もなかったことになりますか?

なりません。知らない注文などがある場合は、履歴を残して提供会社へ相談してください。

自分で変更できないとき、家族に頼めますか?

信頼できる家族と公式の案内を一緒に確認することはできます。本人確認の番号やパスワードの扱いは慎重にし、知らない相手へ渡さないでください。

参考にした公式情報

この記事は個人向けの一般的な案内です。例文・確認の順番・家庭の工夫は、読者が行動しやすいようメディア実務が構成しています。個別の手続きや条件は、提供会社や正式な相談窓口で確認してください。