最初に、通知のリンクを使わず確認する
「いますぐ対応しないと停止します」と書かれていても、パスワードやカード番号を入力する前に立ち止まります。安全を知らせるふりをした偽のメールもあるためです。
普段のアプリ、保存している正しい公式サイトなどから、アカウントの設定を開きます。アカウントは、そのサービスを自分として使うための登録です。「セキュリティ」「ログイン履歴」など、提供会社の公式案内にある場所を確認してください。
届いた通知は、サービス名と時刻を記録できるよう一旦残します。不審なリンクを開き直したり、返信で番号を送ったりする必要はありません。
端末・時刻・場所を、まとめて照らし合わせる
| 確認するもの | 思い出すこと |
|---|---|
| 端末やブラウザー | 新しいスマホ、家族のパソコン、別のアプリを使ったか |
| 時刻 | その頃にログインや設定変更をしたか |
| 場所 | 旅行中だったか、表示が近くの別地域ではないか |
Googleの案内では、同じ端末でも複数の利用状態が表示されることや、位置が正確な住所ではないことが説明されています。場所の名前だけで、知らない人の利用だと断定しません。
一方、全部を「たぶん自分」と片づけるのも避けます。説明できない端末や操作があれば、公式の保護手順へ進みましょう。
心当たりがない場合は、公式の保護手順へ
Googleの例では、自分がした操作ではないと回答し、画面の案内に沿ってアカウントを保護します。ほかのサービスでも、そのサービスの正式な手順を使ってください。
パスワード変更に加え、知らない端末のログアウトや、連絡先の変更がないかの確認が必要なことがあります。ログアウトは、その端末で本人として使える状態を終える操作です。
不審な利用が見つかったときは、「通知を消した」「知らない端末を一つ外した」だけで終わりにせず、表示される保護の案内を最後まで確認します。
ログインできないときは、公式の復旧を使う
正しいパスワードが通らない、連絡先が変えられたようだ、という場合は、提供会社のアカウント復旧へ進みます。Googleには、パスワードや確認コードで困った場合の復元案内があります。
SNSで「必ず取り戻せます」と声をかけてくる人へ、パスワードや確認番号を渡さないでください。復旧に必要な情報は、正しい公式画面を確認して入力します。
家族に手伝ってもらうときも、本人の端末と本人の連絡先を使い、知らない人のメールアドレスを復旧先に登録しないようにします。
相談するときのメモと、対応後の確認
相談時の例は、「○日の○時にログイン通知が届きました。表示の端末には心当たりがありません。現在はログインできます。どの利用を止め、どの設定を確認すればよいですか」です。実際の状況に直して使ってください。
記録には、通知の時刻、端末名、知らない操作、試した対応を残します。パスワードや確認番号を、相談メモへそのまま書く必要はありません。
対応後に、また知らない利用が出ていないか確認します。覚えのない購入がある場合は、サービスと決済先の正式な窓口にも連絡しましょう。
よくある質問
知らない県の名前が出たら、不正ログインですか?
場所だけでは断定できません。端末や時刻、自分の操作も確認し、説明できない利用には保護の手続きを進めます。
通知が偽物だったら、公式サイトを確認する必要はありませんか?
不安な場合は、正式な入口で最近の利用を確認します。偽物のリンクへ入力してしまった場合は、渡した情報に応じた対応も必要です。
参考にした公式情報
- 警察庁:フィッシング対策 ↗
- Google:セキュリティ通知への対応 ↗
- Google:アカウントにアクセスした端末の確認 ↗
- Google:アカウントやGmailの復元方法 ↗
- 警察庁:不正アクセス対策 ↗
この記事は個人向けの一般的な案内です。例文・確認の順番・家庭の工夫は、読者が行動しやすいようメディア実務が構成しています。個別の手続きや条件は、提供会社や正式な相談窓口で確認してください。