いまは、追加の要求に応じない
「画像が不鮮明なので、もう一枚」「取り消しには手数料が必要」と言われても、相手が不審なら手続きを止めます。顔と書類を一緒に撮る画像や、届いた確認番号を追加で渡さないようにしてください。
正規のサービスにも本人確認はあります。しかし、SNSだけで連絡する相手や、目的がわからない提出先を、画像を一度送ったからといって信用し続ける必要はありません。
国民生活センターは、怪しい荷受代行などで身分証の情報を伝え、本人名義の携帯電話などが不正に購入されるトラブルを注意喚起しています。
何を、誰に、いつ渡したかをメモ
- 書類の種類と、表・裏のどちらを送ったか
- 顔写真や、本人の動画も送ったか
- 住所、生年月日、口座、カード情報、確認番号も渡したか
- 相手の表示名、連絡先、サイトやアカウントのURL
- 送った日時、依頼された目的、支払いの有無
書類ごとに含まれる情報は違います。マイナンバーカードなら、表面と裏面では情報が違うため、どちらを送ったかも重要です。
記録のために同じ画像を大人数へ転送しないでください。相手との会話や送信履歴は、相談できるよう必要な範囲で残します。
参考:デジタル庁:マイナンバーカードの基本と安全性 ↗ / 国民生活センター:身分証の画像を渡す怪しい副業のトラブル ↗
まず相談して、発行元への確認を進める
副業や取引、契約に関する心配は、消費者ホットライン188などへ相談します。脅し、詐欺、名義の悪用が疑われる場合は、警察の正式な窓口にも相談してください。
書類の発行元にも、「現物は手元にあるが、画像を不審な相手へ送った」と伝えます。紛失と画像流出は状況が違うので、必要な手続きを確認します。
再発行は、送った画像を相手から回収する操作ではありません。再発行や番号の扱いにどのような効果があるかを、発行元で確かめてください。全部の書類に同じ方法が使えるとは限りません。
参考:国民生活センター:身分証の画像を渡す怪しい副業のトラブル ↗ / 消費者庁:消費者ホットライン188 ↗ / 警察庁:サイバー事案に関する相談窓口 ↗
覚えのない契約や請求があれば、別に確認
知らない会社から契約の連絡や請求が来た場合は、相手のメッセージ内の連絡先に頼らず、その会社の正式な窓口を調べます。「この契約を申し込んだ覚えがありません。画像を不審な相手へ送った経緯があります」と伝えます。
請求が来たというだけで、すぐ支払ったり、逆に連絡を全部無視したりしないようにします。契約内容や本人確認の経緯を、相談先と一緒に確かめてください。
銀行やカードの情報も渡した場合は、その金融機関への連絡を並行します。画像の心配だけに集中して、ほかに渡した情報を忘れないようにします。
相談に使える説明例と、今後の提出の確認
説明例は、「○月○日、副業の本人確認だと言われ、免許証の表面と口座情報を送りました。現物は手元にあります。相手との記録を残しています。不正契約への備えとして何を確認すればよいですか」です。書類や状況に合わせて直します。
次に提出するときは、会社や窓口の実在、利用目的、提出方法、必要な範囲を先に確認します。「本人確認」と書かれているだけで、すべての画像を送る必要があるとは限りません。
送ってしまったことを責めるより、追加の情報やお金を渡さず、正式な相談を早く始めることを優先しましょう。
参考:個人情報保護委員会:入力画面の利用目的の説明 ↗ / 国民生活センター:身分証の画像を渡す怪しい副業のトラブル ↗
よくある質問
送信した画像を取り消せば、心配はなくなりますか?
相手が保存した画像までは取り戻せない可能性があります。取り消しの可否と、送った情報への対応を分けて確認します。
身分証の画像だけで、必ず借金を作られますか?
必ずそうなるとは限りません。送った情報、本人確認の手続き、実際の契約などによります。起きていない被害を断定せず、記録と相談を進めます。
参考にした公式情報
- 国民生活センター:身分証の画像を渡す怪しい副業のトラブル ↗
- デジタル庁:マイナンバーカードの基本と安全性 ↗
- 消費者庁:消費者ホットライン188 ↗
- 警察庁:サイバー事案に関する相談窓口 ↗
- 個人情報保護委員会:入力画面の利用目的の説明 ↗
この記事は個人向けの一般的な案内です。例文・確認の順番・家庭の工夫は、読者が行動しやすいようメディア実務が構成しています。個別の手続きや条件は、提供会社や正式な相談窓口で確認してください。