どこまで進んだかで、対応を分ける

いまの状態先にすること
表示を見ただけ画面の番号へ電話せず、偽警告を閉じる
電話したが操作させていない電話を切り、何を伝えたか整理する
遠隔操作を許した相手の操作を止め、端末の処置を相談する
お金やカード情報を渡した支払先・金融機関などの正式な窓口へ連絡する

IPAは、電話を促す偽警告や、遠隔操作から支払いへ進むサポート詐欺を案内しています。ここで扱うのはその手口で、正規の安全対策ソフトのすべての通知が偽物、という意味ではありません。

参考:IPA:偽のウイルス警告とサポート詐欺への対処 ↗ / 警察庁:サポート詐欺対策 ↗

見ただけなら、慌ててソフトを入れない

偽の警告ページが出たこと自体は、感染した証拠ではありません。画面の指示で「修復ソフト」を入れたり、カード番号を入力したりしないでください。

IPAのWindows向けの例では、Escキーを約3秒押して全画面を解除し、閉じるボタンで終える方法が案内されています。閉じられない場合の再起動の案内もありますが、未保存の作業が失われる場合があるので注意します。

再起動しても消えない、操作を受け付けないなど、通常の閉じ方で対応できない手口も案内されています。無理に警告内のボタンを押さず、別の端末からメーカーやIPAの正式な説明を確認してください。

参考:IPA:偽のウイルス警告とサポート詐欺への対処 ↗

電話した場合は、追加の要求に従わない

相手との通話を終え、「電話しただけ」「名前などを伝えた」「アプリを入れた」「操作する番号を渡した」を分けて整理します。

電話したという事実だけで、必ず端末内の全情報が盗まれたとは言えません。何を伝え、何を許したかが重要です。確認のために相手へもう一度電話する必要はありません。

ギフトカードの番号や、本人確認の番号を求められても渡さず、電話の履歴、警告画面、支払いの要求を残して相談します。

参考:警察庁:サポート詐欺対策 ↗ / IPA:偽のウイルス警告とサポート詐欺への対処 ↗

遠隔操作された場合は、端末と情報の両方を確認

遠隔操作は、離れた相手が自分のパソコンを操作できる仕組みです。自分が触っていないのに画面が動く場合などは、ネットワークを切断するなどして相手の操作を止めます。

その端末で新たに銀行やメールへログインするのは控え、別の信頼できる端末から必要な連絡をします。インストールしたもの、相手に見せた画面、入力した情報を整理してください。

IPAには、遠隔操作ソフトの削除や、Windowsのシステムの復元などの処置が案内されています。アプリを消すだけで終わらない場合もあるため、メーカーの正式な窓口で、機種に合う方法を相談します。初期化をするなら、消えるデータや記録の扱いも先に確認しましょう。

参考:IPA:偽のウイルス警告とサポート詐欺への対処 ↗

支払い・情報入力をした場合の相談メモ

お金を送った、カード情報を入力した、ギフトカードの番号を伝えた場合は、銀行、カード会社、支払いサービスなどの正式な窓口へ早く連絡します。警察や、契約の困りごとは188にも相談できます。

相談例は、「偽警告の番号へ電話し、○時に遠隔操作を許しました。○○の支払いをしました。端末の操作を止めています。これから必要な停止と確認を教えてください」です。

画面が消えたことと、お金や情報への影響がなくなったことは別です。取り戻せると保証する相手へ、さらに手数料を払わないようにしてください。

参考:警察庁:サポート詐欺対策 ↗ / 消費者庁:消費者ホットライン188 ↗

よくある質問

警告音が大きく、画面も本物の会社に見えます。信用できますか?

音やロゴは信用の根拠になりません。表示された番号へ電話せず、公式の別の入口で確認します。

遠隔操作アプリを消せば、情報の心配もなくなりますか?

すでに見られた情報や設定変更の可能性は別に確認します。端末の処置と、必要なアカウント・決済の保護を相談してください。

参考にした公式情報

この記事は個人向けの一般的な案内です。例文・確認の順番・家庭の工夫は、読者が行動しやすいようメディア実務が構成しています。個別の手続きや条件は、提供会社や正式な相談窓口で確認してください。